【小国町】わらびのあく抜きレスキュー!小国町商工会女性部
【事業名】
ワラビ採り体験・ワラビの灰汁抜き研修
【事業の目的】
山形県小国町といえばなんといっても山菜!その中でも「小国のわらび」は別格です。なにが違うかというと、その太さ!その色濃さ!山深い小国で育った「小国のわらび」は生命力が違います。そんなわらびもきちんと「あく抜き」をしないとせっかくのポテンシャルが生かされません。活かすも殺すも、採った直後の下処理が大変重要なのです。この研修では、自分で採った新鮮なわらびを使って「重曹」で「あく抜き」しました。講師は小国町のお母さんたちです。
【実施内容】
実施期日:平成27年6月10日
参加人数:27人
採りに行った山:須貝わらび園(小国町叶水地区)
【わらびのあく抜き方法】
<用意するもの>
・わらび 2キロ
・重曹 50グラム
・水 4リットル
・鍋 大きいもの
・ボウル 大きいもの(たらいでも可)
・ヘラ 木べらなど
・ビニール 大きいもの(ゴミ袋用のものなど)
<手 順>
(1)鍋に4リットルの水を入れ沸騰させる
(2)沸騰したら重曹を入れる
(3)ボウルにわらびを並べ②のお湯をまんべんなくかける
(4)ヘラを使いわらびを上下やさしく、色がきれいになるまで数回ひっくり返す
(5)お湯が冷めたら、わらびが浮き上がらない様ビニールで水面にふたをする
(6)翌日まで(最低6-7時間)そのまま置いておく
(7)重曹水から取り出したわらびを沸騰したお湯に入れゆでる(30秒程)
(8)すぐ取り出し、冷水に入れる
(9)2-3時間ごとに水を数回取り替える
冷水に入れることで1週間程度、色が変わらず保存できます
※注意
採ったわらびは丁寧に扱ってください
わらびに傷がつくと色よく仕上がりません
【本事業により得られた効果】
重曹の量はわらびの量によって足したり引いたりしてください。
小国町にはわらび園が9つもあります。
どこのわらびも素晴らしい生命力ですよ!
是非、いらっしゃってみてください。
それでは、良いわらびあく抜きライフを!